今までのログハウス-スカンジネイビアン
この辺りでは、スカンジネイビアンと呼ばれています。
スカンジネイビアンとは、スカンジナビア半島(ノルウェーやスウェーデン・フィンランド周辺)のことで、皆さんがご存知の一般的な丸太の『ログハウス』は、このスカンジネイビアンが元のようです。
今までのログハウス-スカンジネイビアン 1999/09
カナダで初めて携わったログハウスです。今住んでいる同じ町の中に建っています。
2005/10/22
建てている時も大きいなと感じましたが、記念パーティでインテリアがセットされた室内を見て、驚きました。今となれば、カナディアンウェイと理解できますが、その頃はそういう情報なしだったので、お口あんぐり状態でした。
山の中腹に建てられた家からの眺めは最高で(公道から坂道約1kmの私道を上る)プライベートな空間を存分に楽しめます。5000スクエアフィートのログハウスと、96エーカーの土地(山でハンティングもできる)付きです。
では、カナディアンログホームをお楽しみください。
私道の坂を上ってくると、この光景が視界に飛び込んできます。
デッキや室内から、四季の移り変わりを楽しめます。
正面には、スキー場とゴルフコースが見えます。
玄関とガレージです。
リビングルーム。薪ストーブは、横のマスターベッドルーム(写真下)と共通になっています。
マスターベッドルーム。
マスターベッドルームのバスルーム。すぐ横に、シャワールームがあります。
カントリー調のカスタムメイドキッチン。
ワイン貯蔵庫。カナダ人はワイン好きの人が多く、このスペースはとても重要のようです。
今までのログハウス-スカンジネイビアン 2001/06
別荘地に建てられました。
夕食を食べに行った近くのレストランには、地元の人用のメニューとビジター用のメニューがあって、ビジター用はプライスが↑でした。
2001/6/9
ドアや窓の開口部は、現地で仕上げます。
2001/10/10
ルーフ完成しました。ベランダ側です。
ドライブウェイ側。
今までのログハウス-スカンジネイビアン 2001/07
友人のログビルダーのお父さんの住居兼B&Bの組みたてを手伝いました。
土地の整地、ピーリング、ログの加工まで、1人で1年がかり(365日休みなし)で作ったとか。彼の年齢は60。すごい。
2001/7/29
今までのログハウス-スカンジネイビアン 2001/11
全長40M×巾15M、13ベッドルーム(リビング・キッチン別)と、更に2台のガレージまでがログのウィークエンドハウスです。
2001/11/20
シッピング前です。シェル全体を写そうと思ったら、ヤードの端まで行かないと撮れません。
2005/7/10
パーゴラーと橋の設置作業へ行って来ました。
(パーゴラーと橋は、「ログを使って」をご覧ください。)
玄関側。あまりの巾に、全貌を1枚に写せませんでした。屋根がついてステインで色をつけられると、シッピングした時とかなり様子が違っていました。
デッキは、湖に面しています。レーリングのポストとポストの間には、強化ガラスが入っています。
室内の写真。オーナーが住みこみで、自分でできる作業は自分でされています。
キッチンから見たファイアープレイス。
キッチンになる予定です。
階段。
2階廊下。ログハウスとは思えないぐらい長い廊下です。
今までのログハウス-スカンジネイビアン 2002/05
2002年3棟目は、スカンジネイビアンです。
ヤードでは、3棟が微妙に同時進行状態で忙しいです。
2002/5/22
シッピング前です。
2002/6/29
現場での作業が終了し、ホッと一息の瞬間。
インテリアウォールとフロアシステム。
上の写真の反対側からみたアーチウェイ。
今までのログハウス-スカンジネイビアン 2002/10
2003年5棟目は、スカンジネイビアンです。
忙しくて写真撮影ができず、完成写真がありません。
2002/10/26
仕事場で使用しているクレーン。23年ものです。
エンドは、こんな感じになります。
今までのログハウス-スカンジネイビアン 2003/02
2003年1棟目は、ラウンドログスクライブフィット。10ラウンドまで積み上げます
2003/2/24
最終ラウンドスクライブ中。
インテリアウォールと、フロアージョイスト。
トップの左のログはデビン担当、右にのせているのが私の担当ログ。
2003/6/26
シッピング後の写真です。
今までのログハウス-スカンジネイビアン 2003/07
2003年2棟目のラウンドログスクライブフィットです。湖のそばの別荘です。
ヤードにて、もう1ラウンドで完成。
フロント側の大きな窓。
上の写真の正面から。
Yポストとフロアーシステム。
2003/8/5
シッピングへ行って来ました。
1日目の作業終了。
2日目、組立て完了。ドアのカットも完了。
バルコニーから手前の道に渡り廊下がつくそうです。
湖上から撮影。
車のアクセスがない場所でしたので、ボートで通勤です。
2004/6
完成パーティに招待されました。デッキからは、湖が見渡せます。
湖までの石の階段も、きれいに仕上がっていました。
玄関です。
リビングから2階に目を向けると、変わったレーリングが。
友人デビン作です。
デッキのレーリング。これもデビン作です。
今までのログハウス-スカンジネイビアン 2003/12
Scenic Caves nature Adventuresというレクリエーション施設内のエコアドベンチャーツアーの事務所として使われています。
夏はトレッキング、冬はスノーシュー・クロスカントリーを楽しめます。
コース途中にある岩場の天然冷蔵庫(先住民が使っていたという、夏でも気温は4度)は、なかなか興味深いです。
昨年12月から建設していたラウンドログ、この1月に仕上がりました。
シッピングは雪解けの春です。
ノッチはいつものサドルノッチ。
仮組み作業完了。
2004/6
無事、シッピングが終了しました。
アミューズメントパークの店舗として建設されました。
場所は自宅から近く、トレッキングコースもあるそうなので、いつか天気のいい日に行ってみようと思います。その時には、屋根も完成したログハウスを写真に収めてきて紹介します。湖が見渡せてとても景色のきれいな所です。
2007/6/26
コース途中には、所々に木のベンチが置いてありました。よく見ると、シッピングした時に切り落としたログ使用でした。すっかり景色に溶け込んでました。
敷地内にある、オンタリオで最長という吊橋(日本のそれと比べると、大したことないのであしからず)から望むCollingwoodの街と、Gorgian Bay(北米5湖の1つ、ヒューロン湖の一部)です。
写真右端に位置するWasaga Beachは、淡水のビーチとしては世界最長という、オンタリオ州民自慢の砂浜で、夏になると若者や家族連れで賑わいます。
今までのログハウス-スカンジネイビアン 2004/09
少し高めのシェルで、13ラウンドまで積み上げます。
2004/6
まだ始まったばかり。この時が作業もし易く一番楽しい。先は遠い。
真中の1段だけ乗っている小さな丸太(インテリアウォール)は、私のパート。短いログなのでセッティングに頭を悩ませ、結局最後に3本のログを(縦に)並べて一度にスクライブすることにした。
皆からはグッドアイデアだ、見た事がないと言われた。小物はおもしろい。
2004/7
これで7ラウンド、半分積み上げました。
そろそろ、ラダーの上り下りに疲れがでてくる頃です。
インテリアウォールとアーチウェイの完成写真。
ボスの定番Yポスト。
トップの2本を水平に加工するのが、見た目以上に難しかったりします。
室内を上から見た写真。
これで11ラウンド。(普通は8~10ラウンド)
ざっと計算して最終130本のログを使うことになります。
平衡感覚のないワーカーは、ログの上を歩くことができなくなり、使い物にならなくなってしまいます。私も、高価な道具を落とさないように意識を集中させて作業します。
さぼりぎみのピーラーが来ません。その間に先回りして製作したフロアジョイスト。
おまけ。
春にシッピングしたダブテール2軒の52本のニーブレイス。工場生産のようでした。
手前のぶらさがっているのは、ボスの娘さんのブランコなので気にしないでください。
2004/11/15
トレーラーに積み込み、明日からシッピングです。
朝から1日がかりでトレーラー4台に160本のログを積みこみました。
昼休憩中。
この地域でのログハウスシッピングにはかかせない、
クレーン運転手ベリーの愛車。
この地域でのログハウスシッピングにはかかせない、トラック運転手ロジャーの愛車と積み終えたログ。
2004/11/25
11/17~24まで、建設地へのシッピングでした。
3日かけて組み立て、その後、5日かけて窓やドアの開口部やエンタランスを仕上げました。
建設現場がハイウェイから15分ほど入った湖沿いで、サイトまでのドライブウェイが約2キロのアップダウンがキツーイ未舗装路の為、トランスポートトラックの搬入に半日も掛かりました。今までで最も悪いドライブウェイだったような気がします。
シッピング作業紹介の前に。
ドライブウェイが悪路な為、スキッダーと言うマシーンが大活躍しました。これは伐採業者が森から木材をトラックに積み込む場所まで運ぶ為のものです。(少々の木なら押し倒しながら森の中を走行する事ができます。)大きいです。
1日目。夕方にやっと半分積み上がりました。
2日目。
朝はかなり冷え込んだため、ログの上面は霜が降り、滑りやすく危なかったです。
3日目。
最後の2ラウンドを積み上げ、ルーフシステムを組み立てました。
メインフロアはオープンコンセプトで、2階のフロアジョイストが無い為、非常に高く感じます。見晴らしは最高!
外側から見たゲーブルエンズの様子。
玄関は、2本のYポストで屋根を支えています。今回は少しワイルドなYポストを使っています。
想像以上に1本のポストが重かったため、
真っ直ぐに立てるのなかなか大変でした。
組み立て終了。
5日ほど掛けて仕上げた作業終了後の1枚。作業が終了したその日の夕方から大雪が降りラッキーでした。
2005/9/13
夏の間に、大分作業が進んでいました。
こちらアメブロの更新情報です!
ks sakura creation
mail: ca@ks-sakura.com
``Website: http://www.ks-sakura.com (Japan site)
Website: http://ks-sakura-rog.jimdo.com (English site)
Office
Grey Road30 Markdale Ontario Canada
N0C1H0
Copyright (c)文章・記事作成(R)ks.sakuracreation.All Rights Reserved.