ハンドツール 刃物

これも、ログワークに不可欠な道具です。

日本では、刃物の研ぎ方、扱い方などの知識が、カナダより豊富だと思います。
よく、刃物類があらゆる道具と一緒にブルーボックス(収納用のプラスチックの箱)にガラガラと入れてあったり、鉛筆のラインをチズルで消すように言ったら、線は消えたけど筋が残っていたりして(刃が研げていないから)ぎょっとします。

という私も、日々、新しいことの発見です。

プロドローナイフ

ピーリングナイフ カナダ

ピーリングナイフとも呼びます。木の皮を剥く道具です。

アメリカ製のドローナイフで、オンタリオの皮むき職人は、この長い方を使っています。
非常に良く切れ、大口径の材の皮むきに向いています。
私は、仕上げや汚れ取りに使うので、短い方を使っています。
刃の長さは、短い方が23cm、長い方は30.5cmです。  

ピーリングナイフ

 

 

味が出てきたのか、ただ汚れただけなのか?

オーストリアンドローナイフ

ドローナイフ カナダ

扱いやすさと値段から、お手頃なドローナイフです。
樹種が柔らかく、使う頻度も少なければ、これで充分だと思います。

カナダ製ドローナイフ

ドローナイフ カナダ

刃の長さ18インチ、全長32インチです。かなり大きく、重い!です。
扱えるようになるまで、筋力トレーニングが必要な気がします。

フランス製ドローナイフ

ドローナイフ フランス製

シッピングしたログハウスのオーナーから頂きました。(2006年9月)
自分でログハウスを建てようと考えていたことがあって、その時に揃えた道具の一つだそうです。

インシェイブ

インシェイブ

皮むき用のドローナイフを、U字に曲げた形で、平らなドローナイフでは削れない平らなログの表面の傷や汚れを取るのに使います。

バークスパッド

鬼皮はがし

バークスパッドというのは、丸太の鬼皮を剥がす道具です。

パインの鬼皮は、根本付近が非常に硬く、その上、冬になると凍ってしまうので、こういう道具が必要になります。
私は、ログの皮むきはしませんが、鬼皮が残っているログで作業する時に使います。

道具屋さんに売っている物は、刃の巾も広く枝も長くて、使い難いです。
これは、知り合いに頼んで、斧のヘッドに鉄のハンドルを溶接してもらいました。

知り合いのピーラーが持っていた物を真似たものです。
いかにして、早く楽に皮を剥くかというのが仕事のピーラーは、独自で考案・手作りしたオリジナルツールを持っていて参考になります。
ハンドルは短いですが、適度な重さがあり、刃が薄いのも手伝って、力を入れなくても硬い鬼皮がどんどん剥けます。
ハンドルが使っているうちに手で磨かれて、きれいなシルバーになるので、別名シルバーボレット(銀の弾丸)とも言います。(正式名ではないのであしからず。)

ジャックプレイ

かんな カナダ製

洋鉋です。日本の鉋と違い、押して使います。
ベースが長めなので、気に入っています。
ベースが短いものをスムースプレイン、これより長い物をジョインタープレーンと呼びます。

ログハウス作りでは頻繁に鉋を使いませんが、なくては困ります。
へッダーや、シル(窓やドアの開口部の上下の平面)の仕上げや、フロアジョイストやルーフシステムの角材に製材する時に使います。

ラビットプレイン

かんな

ベースと刃の巾が同じで、コーナー部の仕上げに使う洋鉋です。
ヘッダーやシル全体を電動鉋で鉋がけする前に、コーナー部をこのラビットプレインで水平に仕上げ、その後、ジャックプレンか電動鉋で全体に仕上げをします。

スイス製ログノッチガウジ

スイス製 彫刻刀

 

 

 

主に、チェーンソーで加工したノッチの仕上げに使います。
写真は、7L/35mmと、7L/25mmです。

スイス製 彫刻刀

スイス製フィッシュテイルガウジ

スイス製 彫刻刀

 

グルーブの仕上げなど小さなリカーブ、スクライブの時にログ表面の傷・汚れの修正などにも使えて、大変万能です。

写真は、L/mmと、L/mmです。

スイス製 彫刻刀

チズル

刃物 カナダ 日本人

大きなホゾ穴を彫る時に、木のハンマーで叩いて使ったり、グルーブのエッジの仕上げに使います。
グルーブのエッジの仕上げに使います。

刃物 カナダ 日本人

穴屋鑿(48mm)、埋木鑿(42mm)、中薄鑿(36mm)
穴屋鑿は、差鑿の柄を叩き鑿の柄に替えた物で深いホゾ穴の加工に使います。
埋木鑿は、ダブテールノッチのポケット(ホゾ穴)の仕上げに使います。

日本人 ログビルダー

突き鑿(46mmと42mm)と中薄鑿(42mm)です。
突き鑿は、ポケット(ホゾ穴)の仕上げに使います。良く切れ、取り回しが良いので重宝しています。
中薄鑿は、ハンマーで叩く加工時に使います。

三方刃です。追入鑿の一種で、刃の形は埋木鑿と同じです。
三面が研がれて刃がついていて、コーナーの加工に重宝しています。

日本人 ログビルダー

細工用の彫刻鑿です。上から、角、曲がり丸、丸です。(2009年4月)

丸鑿の一種で、サイズ・形ともに、フィッシュテイルです。(2009年4月)

アメリカ製スカーフリック

日本人 ログビルダー

刃幅は9cm、全体で77cm。刃の部分は扇状になっています。

スクープアッズ

日本人 ログビルダー

チェーンソーで加工したブルーブ内の仕上げや、ノッチ内の余分な部分を取り除くのに使う道具です。
日本でログハウスについて勉強を始めた頃、グルーブはWカットかVカットが主流と思っていましたが、私の勤める会社では、このスクープアッズで丸く浅く加工します。使いこなせるようになるまで加減が難しかったですが、コツがわかると楽しい道具です。

オックスヘッド

日本人 ログビルダー

スカーフの仕上げやリカーブに使うので、短いハンドルに換えてあります。
他に、ダブテールノッチを加工する時や、ノッチの平面部を微妙にコンケーブ上に仕上げる時に使います。

カーペンターアッズ

日本人 ログビルダー

ダブテールやピースオンピースに使うログの表面の加工に時に使います。
自分もログの上に立ち、足元で自分の方に向かって振るので、危ない道具です。
作業をする時は、スチールトゥの靴を履くのをお勧めします。
この仕事を専門にするピーラー達のワークブーツは、靴のつま先の底が切れてボロボロになっています。